2019/06/21 (更新日:2023/02/28)
ぎっくり腰が治まり、無事に大事な出張にいくことができます
来院された方
名古屋市名東区在住 40代 女性 公務員
お悩み:腰痛(ぎっくり腰)
当院に来院された経緯
もともと腰痛持ちで、年に2-3回動けなくなるレベルのぎっくり腰を繰り返していた。最近では半年前の冬に発症し、その時は近所の鍼灸院で治してもらっていた。(ただあまり鍼灸は好きではない)
2-3か月前に首痛がおこり、整形外科で調べてもらうと頚椎の5番が潰れており、そこから腰痛も来ていると言われたが、その時は首の治療だけ行い、その後特に何も治療は行っていなかった。
2-3日前から腰が痛くなり始め、どんどんひどくなり、土曜日まで仕事を行い、その夜からいよいよ動くことが難しくなってきた。しかし火曜日に大事な出張が控えていたので、そこまでに少しでも治す必要があり、その為日曜日に空いている治療院をネットで探して、当院におみえになった。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、しっかりカウンセリングし、動ける範囲で検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
初回時、かなり前傾姿勢になっており、体は右に大きく傾いていた。歩くのもやっとで、ベッドへの距離を一歩ずつゆっくり歩いていた。
「腰」
どの動作が痛いかと聞いても全て痛いとのことだったので、必ず違いがあるので、ゆっくりできる範囲で調べてみた。前屈(△)、後屈(××)、左側屈(××)、回旋(×)でほぼ動くことができなかったが、左を圧迫する姿勢と後屈をとると激しい痛みを訴えることが分かった。
現状しびれは一切出ておらず、腰下部(脊柱起立筋群、腰方形筋付近)に熱感、自発痛、圧痛があり、疼痛性側弯も発症しており、背骨は大きく左へ曲がっていた。
施術計画
初診が日曜で、出張が火曜日と時間がないので、とにかく消炎鎮痛を目指して、少しでも動ける体に戻していく。
施術経過
1回目
「目的」
消炎鎮痛を最優先に体を整えていく
「結果」
動く事ができないので、ベッドに座ったままで施術を開始した。まずは足趾と脾系のラインの圧痛療法で痛みの感覚のリセットを行い、歩行の検査をおこなった。最初よりはかなりマシに動けるようになったが、まだ怖々動いていた。
次に操体法を行い、体の歪みを調整し、さらに体を動きやすくし、最後に腸腰筋のバランスを整えて、再度歩いてもらうとかなり動きは改善されていた。
ここで初回は終了でも良かったが、火曜日の出張があるので、少しでもと思い、さらに腰椎間を広げる手技を追加で行い、その日は終了した。鍼灸施術も行いたかったが、本人が鍼はあまりいいイメージがないとのことで今回は使用しないことになった。
2回目
「目的」
引き続き、痛みの緩和を最優先に体を整えていく
「結果」
翌日、2回目におみえになると別人のように動けるようになっていた。前傾姿勢もかなり改善し、疼痛性側弯もほぼ気にならなくなっていた。本人もかなりよくなり喜んでいたが、腰の後屈で、左股関節、左骨盤に痛みが出るとのことだった。
かなり動けるようになったので、ここからは施術がかなりしやすくなり、さらに操体法を多く取り入れて、特に全身の回旋運動を多めに行い、体の歪みを整えていった。
それにより施術後はほとんど、痛みは気にならなくなり、ぎっくり腰の施術は終了となった。
院長の目線
この方は何度もぎっくり腰を繰り返しており、たまたま日曜日にやっている当院を見つけておみえになった。
ぎっくり腰は鍼灸施術が大変有効なのでお勧めしたが、本人があまりいいイメージがなかったので、整体のみの施術となった。
当院の体の歪みを整える施術との相性が良く、大変スムーズに回復されていった1例でした。ほぼ動けなかったので、とれる姿勢の中で施術行い、少しずつ動けるようにし、そしてより大きく動かして体の歪みを整えていき、イメージ通りに回復されていきました。無事に出張にいける体に戻り、何よりでした。
私としては、これだけぎっくり腰を再発されているので、予防を兼ねて日頃のケア、再発しにくい体づくりをお勧めしましたが、多忙とのことですることはありませんでした。
人は強い痛みを経験すると、それをまた経験したくないと、その時は考えるはずです。でも一旦痛みが治まるともういいかと思ってしまうのです。自分の体を守れるのは、自分しかいないことを忘れて、、、
ぎっくり腰の度に仕事や生活に支障が出ていては問題です。日頃からケアを行い、仕事、生活に支障が出ないようにすることがベストだと私は考えます。
あなたの腰痛、是非、当院にご相談下さい。
全力でサポートさせて頂きます。
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