2019/05/23 (更新日:2023/02/28)
ぎっくり腰でどうなるかとすごく不安でしたが大変助かりました
来院された方
名古屋市名東区在住 40代 男性 会社員(介護系)
お悩み:腰痛(ぎっくり腰)
当院に来院された経緯
20代の頃から腰痛持ちで、腰椎椎間板ヘルニアが3か所あり、1か所はかなり潰れているらしく、どこが潰れてているかは本人は把握していなかった。そんな状態なので、腰は常に痛く、毎年のようにぎっくり腰を繰り返していたが、なんとかだましだまし乗りきっていた。
仕事はずっと立ち仕事をしていたが、半年前に仕事を変え介護業界に入り、そこから腰の負担が以前より増し、腰の症状は悪化傾向にあることは良くわかっていた。
それでも仕事を続けていたら、2日前に利用者さんを移乗動作をしようとして、腰に痛みが走り、その日の夜勤明けからかなり腰に痛みが出てしまった。痛みが徐々に増して動くことが困難になってきたので、このままではいけないと奥さんの紹介で付き添われ当院におみえになった。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、動ける範囲で検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
初回時、かなり痛いらしく、コルセットを巻いて、前傾姿勢でゆっくりゆっくり怖々歩いていた。体は左に大きく傾き、痛い右腰を無意識に庇う姿勢をとっていた。
「背部」
かなり猫背がひどく背中の筋肉(脊柱起立筋群)がガチガチに張っており、特に右側の膨隆がかなり目立っており、かなり体の使い方に問題がみてとれた。
「腰」
痛みを訴えていた箇所は仙腸関節の右S1-S3の骨際で、伸展(腰を反らす動作)はできたが、前屈(腰を前に倒す動作)することがほとんでできなかった。
患部の熱感も強く、炎症があり、両足に弱くしびれも出ていた。
「骨盤」
左が後下方、右が前上方に傾き、痛みを回避するような姿勢をとっていた。
施術計画
少しでも早く仕事に復帰できるように、鍼灸施術も最初から取り入れて、痛みの緩和を目指していく
施術経過
1回目
「目的」
痛みの緩和をメインに少しでも動く動けるようにしていく
「結果」
ベッドに寝ることが困難だったので、座ったままで施術をすることにした。足趾の圧痛療法、ふくらはぎなどのバランスを整えると少し動けるようになった。
次にベッドに寝てもらい、腸腰筋、膝窩の調整を行うと痛いながらも、コルセットなしで歩けるまでに回復していた。最後に炎症が起きている部分に消炎鎮痛効果を狙って鍼灸施術を行いこの日は終了とした。
本人は治るためなら何でもしますと言っていたが、痛みにあまり強いタイプではないのが、整体で分かっていたので、軽めの鍼灸施術にしておいた。また患部に熱が残っていたので、家でのアイシング指導をしておいた。
2回目
「目的」
痛みをさらに下げ、元気に動ける体にしていく
「結果」
3日後におみえになると、初回よりは明らかにスムーズに動作をしていたが、まだ痛みと怖さがあるせいか、動きがぎこちなく、仕事は休んでいた。腰が少しよくなったせいか、背中のつっぱり感が気になるようになっており、それらを踏まえて前回と同様に調整をしておいた。それにより帰る時にはかなり動きがスムーズになっていた。
3回目
「目的」
仕事ができる体に戻していく
「結果」
4日後に来院すると、ほぼ痛みはない状態になっており、動きも大変スムーズになって仕事にも既に復帰していた。腰・背中はほぼ気になってなかったが、右ふくらはぎの突っ張り感が残っていた。
そのためそれらを意識して体の状態を整えて、施術を終了した
院長の目線
この方は20代と若い頃から腰痛もちで、腰椎椎間板ヘルニアを抱え、腰としてはかなりボロボロの状態で介護業界に転職してぎっくり腰になられた。
治療にはすごく前向きで何でもして下さいと言っていたが、施術に対する反応はかなりオーバーなタイプで、軽めの刺激しか入れなかった。男性にはよくあるタイプです。
2回の施術で順調によくなり、3回目おみえになった時にはかなり動きがスムーズで早くなっていた。
本来であれば、ここから再発しにくい体づくりをしていくことが大切になるのだが、本人は動けることに満足して施術を終わられた。
しかしあれだけ普段から猫背で、ヘルニアを抱え、その上仕事は介護で腰に負担をかける。あまりにも悪い要因が重なっており、再発のリスクがかなり高いと思うのだが、、、でも選ぶのは患者様自身なのです。
自分の選択が将来の健康につながっていることを忘れないで下さい。
あなたも繰り返す腰痛でお悩みなら是非、当院にご相談下さい。
しっかりサポートさせて頂きます。
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