2019/01/22 (更新日:2023/02/28)
悪化させたぎっくり腰がおさまり子供を普通に抱きかかえれます
来院された方
名古屋市名東区在住 20代 女性 保育士
お悩み:腰痛(ぎっくり腰)
当院に来院された経緯
仕事がら腰は何度も痛めており、ぎっくり腰も何回もなっていた。1週間前に子供を抱きかかえた際に腰に激痛が走り、なんとかコルセットと痛み止めで過ごしていたが、どんどん悪化してきていた。仕事中は何とか気合で動けるけど、家に帰ると動くことができないくらい痛かった。
もういい加減治さないといけないと思い、ネットで検索し、エキテンの口コミをみて当院に来院された。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、しっかりカウンセリングし、動ける範囲で検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
初回時、痛みを回避する姿勢をとっているせいか、痛い右腰をかばうために左側に体が大きく傾いて、前傾姿勢になっていた。
「腰」
右腰下部(脊柱起立筋群、腰方形筋付近)に熱感、自発痛、圧痛があり、少しでも動くと右腰下部に痛みが走った。そのため動作の検査はできる範囲で行い、前屈×、後屈×、側屈×、回旋△とほぼできる動作はなかった。
「骨盤」
左が後下方に、右が前上方にねじれており、骨盤はやや緩い状態だった。この骨盤の不安定さは大きな問題になっていた。
施術計画
本人の希望である、痛みの軽減を最優先に目指して、体の歪みを整えていく。
施術経過
1回目
「目的」
痛みの緩和を最優先に体を整えていく
「結果」
まずは圧痛療法で痛みの感覚のリセットを行い、次に動ける範囲で操体法で歪みを整えた。最後に鍼灸施術で消炎鎮痛をしたかったが、鍼は怖いのでどうしても嫌ということで出来なかった。痛みは1-2割軽減し、自宅での右腰のアイシングを指導しておいた。
2回目
「目的」
引き続き、痛みの緩和を最優先に体を整えていく
「結果」
来院時、痛みは半分ぐらいまで減少しており、少し動けるようになっていたので、よりダイナミックに操体法を行い、体の歪みを調整すると痛みは残り2割ぐらいまでになった。
3-5回目
「目的」
保育士として動ける体に戻していく
「結果」
3回目来ると子供に腰に乗られて悪化し、痛みが8割戻っていたが、調整により、また1-2割の痛みまで下げることができた。4回目で日常生活で痛みが出ることはほぼなくなり、5回目で始めに出ていた症状は全て気にならなくなり、この時点で施術は終了した。
院長の目線
この方は保育士で職業病ともいうべき腰痛を抱えており、ぎっくり腰も何回も経験していた。今回も仕事中に発症し、そのまま無理して動いていたら、どんどん悪化しておみえになった。
基本的にどんな病気も早めのケアが一番大切で、こじらせてくればそれだけ治るまでに時間がかかるのが一般的です。20代という若さもあり、こじらせてきた割にはスムーズに改善していき、本人は安心されていました。
本来であれば、ここからさらに歪みを整えて、それを定着させ、再発しにく体づくりを行っていくことがベストだと考えます。でないとまた同じ事を繰り返し、同じ痛みを味わうことになってしまいます。
あなたも自分の体を大切にしたいなら是非、当院にご相談下さい。
しっかりサポートさせて頂きます。