2018/12/22 (更新日:2023/02/28)

両肩の五十肩を乗り越え普通に生活できるようになりました

五十肩

来院された方

名古屋市名東区在住 40代 男性 会社員(現場作業とデスクワークの半々)
お悩み:五十肩 

五十肩

当院に来院された経緯

2か月前から右肩が痛くなり、どんどん痛みが強くなり、肩が上がらなくなってきた。そこで整形外科にいくと五十肩と言われ、湿布を出され、何回かリハビリをしたが何もかわらなかった。
次に知り合いの少し遠い接骨院に5回ぐらい通ったが、良くなることはなく、どんどん痛みは増してきていた。

日常生活にも支障をきたし、服の袖に手を通す時、頭を洗う時など痛みを伴うようになり、日によっては何もしなくてもズキズキすることがあった。またパソコン作業をしていると右肩の痛みのせいか気分が悪くなることがあった。 

このままでは仕事に支障が出ると思い、近所で通院できる所はないかとネットで検索して来院された。

カウンセリングと検査後の見立て

初回時、しっかりカウンセリングをしてから検査を行い、以下の見立てをしました。

「全身の様子」
初回時、みた瞬間に体が細いと感じ、中年太りとはまるで無縁の体型で余分な脂肪があまりなく、同年代で私より細いタイプの人は久しぶりにみました。立位で左肩が下がり、骨盤も歪み、腰椎も後弯していた。背骨のS字カーブはほぼなく、首から腰までほぼまっすぐな状態でした。本来なら腰に負担がかかり痛みを発する状態なのですが、特に問題は生じていなかった。

「右肩」
2か月前から症状が出て、どんどん痛みが増し、可動域が下がっていた。痛みが増している時点でまだまだ五十肩の初期である疼痛期であることが考えられた。この後、拘縮期、緩解期と進むのでまだまだ改善までは時間がかかることが予想できた。

可動域制限があり
屈曲90°(肩を前に上げる動作、正常なら180°)、
外転60°(肩を横上げる動作、正常なら180°)
外旋10°(肘を90°に曲げて肩を外に開く動作、正常なら60°)、
結帯動作(背中をかく動作)× と制限が出ていた。

施術計画

五十肩の初期である疼痛期にあったので、まだ可動域が下がることが予想できた。そのため少しでも右肩の可動域を下げないようにして、少しでも早い回復を目指していく。

施術経過

1-9回目
「目的」
全身の歪みを調整していき、さらに右肩周りをアプローチし、可動域を大きく下げないようにしていく。
「結果」
9回目で疼痛期がほぼ終わり、外転のみ少し下がり50°になった。ケアしていたおかげで他の動作での悪化はみられなかった。

10-19回目
「目的」
拘縮期にはいったので、ここからは少しずつ動かしていき、可動域を少しずつつけていく。
「結果」
最近はで疼くような痛みはへり、無理をしなければそこまで痛くなく、可動域も若干上がってきていた。ただ15回目ぐらいで左肩に右肩と同じような感覚が出てきたと始めてきいた。左肩まで五十肩にならなければいいが、、、

20-30回目
「目的」
拘縮している関節を少しずつ、動かせるようにしていく
「結果」
20回目からは鍼灸施術も加えていき、22回目からさらに可動域が順調に上がっていった。 

31-58回目
「目的」
どんどん可動域を出して、正常可動域まで戻していく。
「結果」
58回目には右肩もほぼ正常可動域までもどった。しかし以前に少し訴えていた左肩の痛みが増してきて、右肩より気になるようになっていた。

59-88回目
「目的」
両肩を正常可動域まで戻し、元気に生活できるようにしていく
「結果」
長い道のりだったが、両肩の五十肩が落ち着き、無事に卒業をされた。

院長の目線

五十肩は3つのステージを経て、正常な可動域に戻っていきます。 疼痛期(痛みが増して、どんどん可動域がせまくなる時期)、 拘縮期(痛みは落ち着き、関節がかたまり、一定の角度以上動かなくなる時期) 寛解期(関節の可動域がどんどん復活し、正常に戻っていく時期)と3つステージに分かれます。

この方はまだ疼痛期にいたので、時間がかかることが予想でき、それらをしっかり説明し納得した上で施術を繰り返し行いました。右肩が治る頃に左肩に同じ症状が発生して、その分時間もかなりかかりました。
でも本人の治したい思いがしっかりしていたので、最後まであきらめずに施術することができました。

五十肩はやはり時間のかかる症状だと思います。じっくりとやれば必ずいい方向に向かっていくので、焦らず定期ケアを続けて下さい。

あなたも五十肩で悩みを抱えているなら、是非、一度ご相談下さい。
あなたの悩みに向き合い、全力でサポートさせて頂きます。

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