2020/10/30 (更新日:2022/12/09)

妊娠30週、腰痛により歩けなくなったけど無事に復活しました

腰痛

来院された方

名古屋市名東区在住 30代 女性 看護師(妊娠8ケ月 3人目)
お悩み:腰痛(左足をつくと左腰が痛く歩けない)

当院に来院された経緯

もともと腰痛もちで普段から注意して生活をしており、ストレッチをして身体をぼぐしたり、コルセットをして予防には心掛けており、今妊娠、約30週(3人目)ではあるが、まだ仕事もしっかりとこなしていた。

週末に家族でドライブに出かけ、長時間車に座っていたあとから、急に腰痛になり、左足をつくと左腰に響いてまともに歩けなくなりました。

このままではまともに日常生活がおくれないので、何とか早く治して、仕事に育児に頑張りたいと思い、ネットで検索し、HPの説明が具体的で分かりやすかったという理由で来院された。

カウンセリングと検査後の見立て

初回時、しっかりとヒアリングをしてから確認の検査を行い、見立てをしました。

「全身の状態」
立位でみると右肩
が下がり、痛い左腰をかばうようにたっていた。来院時からびっこをひいており、左足をつくのにすごくためらいながら、ゆっくり歩いていた。

「腰・骨盤」
腰殿部の筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋、大殿筋、中殿筋)の緊張は高く、左をかばっていたせいか、右側も少し張りが出てきている状態だった。痛みのある部分を触っても特に痛くはなく、加重がかからないと痛みの再現はとくになかった。

触診で骨盤は左仙骨が後方に偏移しており、あきらかに仙骨が斜めになっているのがすぐに分かった。また痛い箇所を動作をしながら確認していくと、左仙腸関節に限局していることが分かり、この偏移が大きな原因であることが推察できた
上記の偏移や妊娠後期で骨盤周囲の靭帯が緩んでいること、痛みを特定できるワンフィンガーサインもあり、仙腸関節炎であることが疑われた。

施術計画

職場に1日でも早く復帰したいとの要望があったので、なるべく早く復帰できるように疼痛緩和を目指していく。

施術経過

1回目
「目的」
疼痛緩和をメインに早く動けるようにして、日常生活に戻れるようにしていく。

「結果」
妊婦ということもあり、伏臥位はできないので、座位、仰臥位、側臥位で対応することにした。左仙腸関節に圧がかからないと痛みはでないので、動ける範囲で操体法を行い、身体を歪みを戻していった。特に左仙骨のずれが気になっていたので、そこに関してはしっかりと調整して、骨盤は整えておいた。最後に疼痛緩和、消炎鎮痛を目的に患部に鍼灸施術を行い終了とした。

2ー4回目
「目的」
引き続き、疼痛緩和を行い、元気に生活できる身体に戻していく 

「結果」
2回目、初日と比べれば、良くはなっているがまだまだ痛みがあり、歩くのが辛い状態が続いていた。消炎鎮痛を優先させるべく、鍼灸施術をメインに調整を行った。

3回目、さらに良くなっているが、まだ鈍痛が残っていた。少し動けるようになっていたので、足首、股関節の操体法を追加して、歪みをしっかりと調整し、最後に鍼灸施術を行った。終わった感じではかなり動きやすくなっていた。

4回目、かなり良化して痛みはかなり軽減していた。より動けるようになったので、さらに操体法でしっかり身体を動かして歪みを戻して、鍼灸で骨盤周りをしっかりと調整した。施術後、痛みはあまり気にならなくなったので、施術を終了とした。

院長の目線

最初におみえになった時に、凄く痛そうに歩いていたのが凄く印象的で、左足を着くことを怖がり、恐る恐る歩いており、腰痛に耐えるために動きはすごく緩慢であった。

小さいお子さんが2人もおり、さらにお腹にいる状態で仕事もし、家事をしているような状況だったので、少しでも早く治してあげないといけない状況であった。

身体を触ってみると、妊娠により骨盤周りの靭帯が緩み、それにより仙骨がわずかにずれて痛みを発していたのはすぐに分かった。あとはそれを戻して、炎症を下げていけばいいだけだったので、予定より少し時間はかかったが、1週間で改善することができて何よりであった。

妊婦ということもあり、刺激、体位など色々なことに細心の注意を払いながら施術を行い、無事に改善することができて何よりでした。元気なお子さんを産んでくださいね!

妊婦の腰痛、産後の骨盤矯正でお困りなら、是非、一度ご相談下さい。

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