2019/09/12 (更新日:2023/02/28)
産後の骨盤矯正で骨盤が整い肩こり・頭痛ともサヨナラできました
来院された方
名古屋市名東区在住 30代 女性 主婦(初産)
お悩み:産後の骨盤矯正、肩こり、頭痛、腱鞘炎(右母指)
当院に来院された経緯
出産して2ケ月が過ぎ、育児をしていく中で肩こりがひどくなり、特に授乳をしていると背中が張ってきて、ひどくなると目の痛みや頭痛がおきるようになってきた。
また子供を抱きかかえる時にたまに手首に痛みが出るようにもなってきており、産後の骨盤も含めて全身を一度しっかりみてもらいたいと考えるようになった。
そこでネットで検索して、近所で子供を預けられて、体をしっかりみてくれる治療院ということで、当院におみえになった。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、しっかりヒアリングして検査を行い、見立てをしました。
「全身の状態」
立位でみると、首が前に出て猫背、右肩が下がり、骨盤が歪み、体幹が左回旋していた。以前からヨガをしているらしく、関節の可動域は割とあるタイプだった。
「骨盤」
産後1.5月はとこちゃんベルトをしていたらしいが、その後はめんどくさくしていなかった。骨盤は産後2ケ月でまだ緩くしっかり閉じておらず、左が後下方、右が前上方に歪んでいた。
「首肩背中」
抱っこや授乳をするせいで前かがみになることが多く、首肩背中にかけて筋肉の緊張が高く、前側の大胸筋(特に左)もかなり硬くなっていた。また頚椎や頭蓋を触ると歪みがあり、頭皮の緊張も高く、これが頭痛の原因の1つとなっていた。
「顎」
下顎が右へスライドしており、この歪みが頚椎の歪みを生み、頭痛の原因の1つになっていた。
「右母指」
腱鞘炎のフィンケルシュタインテスト(グーを作る時に親指を中に入れて、その親指のラインを伸ばすように小指側に倒すことで、親指側の腱を伸ばして炎症をチェックするテスト)を行うと陰性で、まだそこまでの症状は出ていなかったので、様子をみていくことにした。
施術計画
全身の歪みを調整し、骨盤をしっかり整え、元気に子育てできる体にづくりをしていく
施術経過
1-5回目
「目的」
まずは全身の歪みを調整して、肩こりからくる頭痛を軽減していく
「結果」
初回の整体で重心が後ろに下がり、目線が上を向き、右肩の下がりが改善されたのが自覚できた。全身を調整した中で、左肘、左大胸筋、右首、顎、骨盤と問題点はしっかりと把握できた。
あとはそこを重点的に調整していくことで、割とスムーズに肩こり、頭痛などの症状はほとんど気にならないレベルまで回復することができた。
6-8回目
「目的」
特に気になっている顎、骨盤を意識して、全身の歪みを調整していく
「結果」
骨盤と顎以外、特に気になる症状もなくなったので、そこを重点的に調整していき、顎に関しては自分でできるセルフケアも指導しておいた。これにより前より顎は気にならなくなってきていた。
これにより体で気になる所は骨盤だけとなり、順調なため施術間隔を週1から2週間に1回に変更することにした。
9-13回目
「目的」
右母指に腱鞘炎が出てきたので、そこを重点的に施術し、骨盤を含めた全身を調整しておく
「結果」
骨盤は順調に整ってきており、何も問題はなかった。ただ右母指に腱鞘炎が発生し、痛みが強く出ていたので、鍼灸施術で消炎鎮痛効果を狙い、日頃は手首にサポーターを巻いて生活してもらった。それにより腱鞘炎も徐々に状態は良化していった。
最後にはすべての症状がクリアになり、笑顔で卒業されていきました。
院長の目線
この方は初め、産後の骨盤矯正、肩こりからくる頭痛を何とかしたいとおみえになった。もともと体は柔らかいタイプで、体の歪みを整えていくと、肩こりからくる頭痛に関して割と早くクリアになっていきました。
後半の方で怪しかった右母指に腱鞘炎が発生したので、鍼灸施術とサポーターをうまく組み合わせることで、早めに炎症を抑えることができて何よりでした。
赤ちゃんも日に日に重くなり、抱っこなどで抱えるお母さんにかかる負担も増大していくので、母指に痛みや違和感を感じたら、早い段階でサポーターをしておくことをお勧めします。
あなたも産後の骨盤矯正、肩こり、頭痛、腱鞘炎など産後の不調でお困りなら、是非、一度ご相談下さい。
全力でサポートさせて頂きます。
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