2018/12/24 (更新日:2023/02/28)
鋭く刺す痛み・しびれから解放され普通に歩けるようになりました
来院された方
名古屋市名東区在住 40代 女性 会社員(デスクワーク)
お悩み:腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛
当院に来院された経緯
5ケ月前に物を拾おうとして腰にピキッと走り、その日は特に気にしなかったら、翌日から腰がおかしくなっていることに気がついた。心配になり整形外科にいくとレントゲンでは異常なし、湿布と痛み止めで様子をみることになった。
そこから1ケ月たったが状態は悪くなる一方で、心配になり、違う病院にいくことにした。そこでもレントゲンをとり、とくに異常がなく、でも本人の希望でMRI検査を追加で行うが、それでも少しヘルニアの気があるかなーと言われたぐらいで、湿布と痛み止めで様子をみることになった。
しかし状態はどんどん悪化していき、再度MRI検査をすると、今度は立派な腰椎椎間板ヘルニアと言われた。中程度出ているから治るのに時間がかかるよーと言われた。
前回とった時はヘルニアかも?と言ったのに、今回はかなり悪いです?そんな短期間に体が変わるのかと、あまり納得がいかず不信感が残った。今では腰の痛みと左下肢の痛み・しびれでまっすぐに立てない状態にまでなり、このままでは動けなくなるのではないかと不安になり、ネットで検索して坐骨神経痛のことが詳しく書いてあった当院のHPをみて来院された。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、痛みを回避する代償運動(かばった姿勢)があり、正確な状態を把握するのは難しかったので、動ける範囲で検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
痛み・しびれのために体が起こせず、横から見るとくの字に曲がっていた。体は大きく右に傾き沈み、かなり強めの疼痛性側弯が出ていた。この歪んだ姿勢をとっているせいで、全身の筋肉がかなり硬くなり、ガチガチの状態だった。
「腰」
常に前屈位でないと腰に強い痛みと左下肢に痛み・しびれが走った。そのため首~腰臀部にかけて筋肉の緊張は異常なほど強く、かろうじて動いているような状態だった。
「左下肢」
常に左足は痛み・しびれがあり、特に左膝窩(膝の裏)が症状が強く、少し動かすだけでも痛み・しびれがはしった。神経の異常をチェックする坐骨神経痛のSLRテスト(仰向けで足をまっすぐ伸ばして上に上げていき、坐骨神経を伸ばすテスト)はほとんど足を上げれないほどひどく、坐骨神経障害が起きていた。
ちなみに左膝窩は2年前にも痛くなった既往があり、その時は何となく落ち着いていったらしかった。
施術計画
とにかく痛み・しびれが強く、生活に大きな影響が出ていたので、まずは消炎鎮痛を目指し、仕事に支障が出ないレベルまでにもっていく。その後、全身の歪みを正し、腰にかかる負担を正常に戻し、再発しにくい体づくりをしていく。
施術経過
1-5回目
「目的」
とにかく痛み・しびれを下げるため、鍼灸施術を中心に行い、消炎鎮痛を最優先に目指していく。
「結果」
3回目で朝は調子いい日が増えてきた。4回目で少し動きが良くなり、5回目でかなり良くなったので、本人はこのまま治るのではないかと錯覚をしたらしい。しかし調子が良くなった時に、重い荷物を持ち上げた際にまたピキッと走り、スタートに逆戻りした。
6-10回目
「目的」
同様に痛み・しびれを下げるために、鍼灸施術を行い、消炎鎮痛を最優先に目指していく。
「結果」
再度痛めたので、ふりだしに戻った感はあったが、それはそれでしっかり施術を行い、徐々に疼痛性側弯が減ってきていた。相変わらず、朝は調子いいが、夕方以降は腰が固まったみたいになり、どんどん伸びなくなってしまう状態だった。
11-28回目
「目的」
同様に痛み・しびれを下げるために、鍼灸施術を行い、消炎鎮痛を最優先に目指していく。
「結果」
腰の痛みはかなり落ち着いてきたが、左下肢の痛み・しびれが続いていた。側弯に関してはどんどん減少していた。
29-36回目
「目的」
全身の歪みを整えつつ、左下肢の痛み・しびれの改善を目指していく。
「結果」
症状はどんどん改善傾向にあったが、左臀部~左膝窩に痛み・しびれがまだ残っていた。ふとした動作の時に痛みとしびれが走る感じだった。
37-54回目
「目的」
さらに歪みを整え、元気に生活できる体にしていく
「結果」
この頃には症状もだいぶ落ち着いてきたので、施術間隔を空けながら、さらに定期ケアを重ねていき、再発することを恐れていたので、そうならないようにしっかりと体づくりをしていった。
始めに気になっていた症状は全てクリアになり、無事卒業された。
「院長の目線」
この方は最初痛みがあったが我慢していて、悪化してから整形外科に行き、そこから何か月も薬のみの治療を行い、症状がどんどん悪化・固定してからおみえになりました。来た時はぎっくり腰をしたかのように前傾姿勢で、右に大きく傾いており、まっすぐに立つことすらできず、とにかく痛み・しびれが強く何とかしてほしいとのことだった。
しかし痺れが出てからかなり時間が経っていたので、改善までに時間がかかることを説明してから施術に取り掛かった。やはり当初の予想どおり、改善まで時間がかかったが、本人の治りたいという強い意志が定期ケアを継続させ、その結果、元気になって卒業されていきました。
本来は日頃から体のケアしておくことが大切ですが、それができず仮にしびれが出たら少しでも早く施術を開始して下さい。それが遅れれれば遅れるほど、症状が固定して、施術期間が長くかかってしまいます。
あなたも腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛で困っているなら、是非、一度ご相談下さい。
全力でサポートさせて頂きます。
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