2017/08/05 (更新日:2022/12/07)

腰痛で病院に行くか行かないかの判断?

腰痛

腰痛には、それほど慌てず自宅で様子をみていればよい場合、痛みが続き病院に行く方がいい場合、早急に病院に行かなければならない場合があります。

腰痛の多くは、俗にいう腰痛症
同じ姿勢や不良姿勢などが原因でなるものですから、多くはすぐに病院に行く必要はありません。

次に日常のちょっとした動作、例えば重いものを持ち上げたり、
洗顔のときの前かがみの姿勢、寝返りなどの動作でなる急性腰痛いわゆるぎっくり腰です。痛みは最初から強い場合とだんだん強くなる場合があります。 これらは治療院や鍼灸院などで早期に施術を行うことで、回復が見込める症状になります。  

「病院に行った方がいいケース」

病院

・腰などに強い痛みがあり、排尿、排便ができない場合です。 これは馬尾神経に急激な障害が発生したことを意味しています。椎間板ヘルニアや狭窄症が強度に神経を圧迫したり、馬尾神経に腫瘍ができることもあります。

・炎症性腰痛 強い腰痛とともに、発熱などを伴い動けないこともあります。細菌感染の可能性があります。

・しびれや麻痺が強い場合 馬尾神経や神経根が圧迫されておきます。椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などが原因としてあります。

まとめると急激な痛みとともに、しびれ、麻痺、排尿、排便などに支障がある場合は、早急に病院で検査を受けて、自分の状態を正確に把握することが大切です。

当院におみえになる患者様

私の治療院に来る患者様は、病院で検査を受けた方も多くみられます。 そしてそこでの説明やリハビリなどに不安や疑問を感じて治療院におみえになります。 私はそういう患者様に、自分の治療院でできることをしっかり説明し、納得してから施術を受けて頂けるように 心がけています。

もし病院で、何か疑問や不安を感じたら、是非、ご相談下さい。 全力でサポートさせていただきます。  

危険な腰痛

腰痛で安静にしていても痛く、その痛みが持続し、だんだん増悪する場合は、何か別の原因が潜んでいる場合があります。その場合は、病院での検査が必要になります。

病院の検査  
大まかな腰痛疾患と特徴をまとめました。

主な疾患名 痛みの特徴
腰痛症 多くは腰の両側に慢性・反復性の重苦しさがあり、 それほど強くない痛み。 動作時に痛みは増悪し、安静時に軽くなる。
腰部椎間板ヘルニア 多くは片側の下肢痛、しびれ、 感覚障害があり、力が入らない場合も。
腰脊柱管狭窄症 臀部や下肢痛があり 間欠性跛行が特徴で、長時間の立位や歩行で 下肢のしびれが増悪し、歩けなくなります。 少し前傾姿勢で休むとまた歩き出せます。
脊椎すべり症 腰をそらす時に、両側か片側に腰、臀部痛。 慢性・反復性。
脊椎転移癌 (乳癌、胃癌、肺癌、 肝癌、前立腺癌など) 次第に痛みが増加し、夜間痛あり。 全身的な症状があり、急速に麻痺が進む場合も。
化膿性脊椎炎 激しい腰痛で発症し、発熱を伴う。 黄色ブドウ球菌、結核菌などの細菌感染。
骨粗鬆症 高齢女性の慢性腰背部痛。圧迫骨折の場合も。


脊椎の腫瘍は、脊椎そのものに発症するより、他の部位からの転移癌が多く、
中高年に多く発症します。 脊椎に癌が転移した場合、背中や腰部に痛みが生じ、咳やくしゃみをすると腰に響くように痛みます。 病気が進行して脊髄神経が圧迫されると知覚障害、運動機能麻痺、筋力低下、排尿・排便障害などの症状が出てきます。

また前回話したように、足の麻痺や排尿・排便の出が悪くなるのも危険な病気のサインです。 長く続く場合には検査が必要であることを忘れないで下さい。

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