2018/11/11 (更新日:2023/02/28)
足のしびれ・痛みがきえ、立ち仕事ができるようになりました
来院された方
名古屋市名東区在住 30代 男性 会社員(作業は会社で立っていることが多い)
お悩み:病院で腰部脊柱管狭窄症と言われ、臀部と下肢の痛み・しびれ
当院に来院された経緯
腰は2年前に腰椎椎間板ヘルニアになり痛み・しびれを経験しており、この時は病院の薬とリハビリでなんとか落ち着かすことができた。
1週間前に仕事をしていたら両臀部(おしり)~両下肢に痛み・しびれが走り、これは2年前の症状に似ていると心配になり、翌日すぐに病院に行くと腰部脊柱管狭窄症と言われ、痛み止めと湿布をもらった。
それにより少しはよくなってきたが、仕事に支障が出ているし、2年前みたいに時間がかかるのが心配で、少しでも早く治したいと当院に来院。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、動ける範囲で検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
立位で本人は普通に立っているつもりでも、体は大きく右に傾いており、ただ本人に自覚はなく、鏡の前に立たせるとようやく理解ができ、痛み・しびれが左側に強いため、無意識に右側によりかばっていた。 全身の筋肉がかたく、力が入っているような状態で、体を動かすにはあまりにも筋肉にテンションが入りすぎていた。脊柱のS字カーブ(正常なら首で前、胸で後ろ、腰で前と彎曲している)もほぼなく腰の圧力が増しているのが考えられた。
「腰」
全身の筋肉がかたくなっているが、特に腰部と臀部(おしり)の筋肉はかたくなっていた。腰はやや反り腰になっており、腰椎の5番(腰の背骨の一番下)がやや前方にスライドしており、おそらくここが問題を起こしている箇所と推定できた。
「下肢」
下肢の筋肉もかなりかたく、特にハムストリングス(ももうら)はパンパンで骨盤を引っ張るような状態になっており、腰への悪影響が考えられた。
施術計画
かなり体がかたくなっており、全身の歪みが見られ、筋肉に不必要なテンションが入り、お互いの関節を引っ張り、過度の負荷が関節にかかり問題が生じていた。
そのため全身の歪みをしっかり調整して、腰にかかる負担を正常に戻していく必要があった。 まずは仕事で立ってないといけないので、それに耐えられるようにしく。そして腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症と大きな問題を抱える腰だからこそ、再発しにくい体づくりを目指してやっていく。
施術経過
1-3回目
「目的」
まずは痛み・しびれを下げるべく、消炎鎮痛を最優先に狙っていく。
「結果」
3回目で腰の痛みは半分以下になったが、立位で作業をしているとどんどん痛みが増してくる。座っていれば、特に問題はない。
4-7回目
「目的」
さらに痛み・しびれを軽減していく
「結果」
順調に回復していたが、ここから仕事が忙しくなるから不安とのこと。その不安は的中し、残業を繰り返していたら、痛みがかなり強くなってきた。
8-10回目
「目的」
痛み・しびれの軽減しつつ、全身の歪みの調整をしっかり行う。
「結果」
多忙で悪化した症状もだいぶ落ち着き、定時までなら痛みもそんなに感じず、作業ができるようになってきた。
11-15回目
「目的」
しっかり全身調整を行って、痛み・しびれをさらに下げていく。
「結果」
12回目で腰・右下肢の痛み・しびれは気にならなくなった。残るは左臀部~大腿~下腿(おしり~足)に出ている痛みとしびれだけになった。
16-21回目
「目的」
残った左臀部と左下肢の痛み・しびれをしっかり調整していく
「結果」
残業をしても痛み・しびれが気になることはなくなった。
22-30回目
「目的」
再発しにくい体づくりをしていく
「結果」
体の歪みは整い、元気に生活できるようになった。 その後も約半年間、いい状態が定着するように月1-2回のケアを継続された。
院長の目線
この方は以前の腰椎椎間板ヘルニア、今回の腰部脊柱管狭窄症と大きな問題を2つも抱えていた。 それなのに全身の筋肉はガチガチで関節の動きは悪く、運動不足で体重増加、腰に爆弾を抱えているという認識不足と様々な問題を抱えていた。
そのため普段の姿勢、腰のための運動、体重管理まで様々なことを指導していき、本人の意識を少しずつ変えていった。 もちろん体を整えていくには適切な施術が必要ですが、先の人生を考えた時、自分がいかに自分の体と向き合って、どう生活していくかが大切になります。
当院ではそこまで考えて、再発しにくい体づくりのために施術・指導させて頂きます。
あなたも腰部脊柱管狭窄症の痛み・しびれで困っているなら、是非、一度ご相談下さい。
全力でサポートさせて頂きます。
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