2019/02/19 (更新日:2023/02/28)
膝痛・肩こりが治まり元気に生活できるようになりました
来院された方
名古屋市名東区在住 70代 女性 主婦
お悩み:肩こり、膝痛、おしり~足のしびれ・痛み
当院に来院された経緯
もうここ何十年と肩こり・膝痛を抱えており、家の隣にある鍼灸院にずっと通っていた。しかしここ最近先生が高齢になり、会話もずれ、ややぼけていることを感じてこのまま施術を受けていいのか不安になっていた。
そんな時に庭の石畳で足をひねった際に、左膝を痛めてしまい、歩き方がおかしくなったせいか、おしりから足のしびれ・痛みが出るまでになっていた。また最近肩こりもひどくなってきていたので、あわせてしっかり治療したいと思っていたら、娘さんがネットで色々な治療院を検索してくれ、そのお勧めで当院に来院された。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、しっかりカウンセリングし、その後検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
初回時、左膝が痛いせいか体が右に大きく傾いて、上半身は猫背で体が前に覆いかぶさるように立っていた。
身長に対して体重がやや重く、それを支える加重関節である膝に大きな負担がかかっていることが考えられた。
「首肩」
首はストレートネックで、筋肉の緊張はかなり高く、肩こりがひどくなると頭痛もみられた。かなり肩が巻いて内側に入っており、前側の大胸筋、小胸筋もかなり張っていた。これでは背中側が引っ張られてつらいはずだ。
「腰臀部下肢」
腰椎の前弯は消失し、ほぼストレートで筋肉はかなり緊張が高かったが、そこまで痛みは強くなかった。膝を痛めてからは臀部(おしり)から大腿部(もも)の方が気になることが多く、座っているとおしり~足のしびれ・痛みが目立った。足のしびれのためにSLRテスト(坐骨神経痛を伸ばすテスト)をしても先に筋肉が突っ張り、神経の伸長まではアプローチできていない感じだった。
「左膝」
患部に炎症があり完全伸展ができない状態で内側部の痛みが強く、多少の変形はみられたが、そこまで大きく変形はしていなかったのは良かった。膝関節の可動域は屈曲80°(正常なら130°)、伸展20°(正常なら0°)で制限は出ていた。
「骨盤」
左が後上方に、右が前下方にねじれていた
施術計画
まずは膝の炎症を抑え、おしり~足のしびれ・痛み下げていき、そこから体の歪みを整えて体にかかる負担を正常に戻して、今より元気に生活できる体にしていく
施術経過
1-4回目
「目的」
おしり~足のしびれ・痛みを下げていく
「結果」
最初はしびれ・痛みが強く、整体がそこまでできなかったので、鍼灸施術をメインに調整をしていった。4回目にはおしり~足のしびれ・痛みは気にならなくなって、体を動かるようになっていた。
5-15回目
「目的」
膝の炎症を下げつつ、体の歪みを整えていく
「結果」
おしり~足のしびれ・痛みが消え動けるようになったので、しっかり整体を行い、そこに鍼灸施術を加えて体を整えていった。徐々に体の右への傾きもなくなり、まっすぐに立てるようになった。膝の可動域もかなり改善し日常生活に問題はなくなった。
16-23回目
「目的」
いい状態を定着させ、再発しにくい体づくりをしていく
「結果」
体の歪みがどんどん整い、肩こりもあまり気にならなくなり、元気に生活できるようになり本当に嬉しそうだった。
院長の目線
この方は年齢とともに筋力低下し、そこに体重の増加、運動不足が重なり色々な症状が出るという高齢者に非常に多いパターンの典型例でもあった。もともと鍼灸院に通院されていたので、鍼灸施術に抵抗もなかったので、初回から整体と併用していくと順調に体は整っていった。
肩は肩甲骨と背骨がよく動くようになり、すっかり楽になり、臀部~足のしびれ・痛みはなくなり、膝もほぼ正常可動域まで復活して何よりでした。
年齢を重ねていくと筋力が下がり、基礎代謝が落ち、今までと同じ量の食事でも体重の増加が見られます。そのためにも普段から運動をして筋力低下を最小限にし、基礎代謝を少しでも下げないことが大切です。
あなたもお悩みを抱えているなら是非、当院にご相談下さい。
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