2018/11/15 (更新日:2023/02/28)
手のしびれ・痛みがきえ、普通に仕事ができるようになりました
来院された方
日進市在住 50代 女性 看護師
お悩み:頚椎症の再発による右手の痛み・しびれ
当院に来院された経緯
約1年前に時計をみようと首をひねり、首を痛め、その後左手にしびれが出るようになった。
整形外科に行くと頚椎症と言われ、頚椎カラーをして生活し、薬で様子をみることになり、痛みとしびれが強くてで1ケ月仕事を休まざるをえなかった。その時は時間がかかったが次第に落ち着いていった。
ここ最近今度は逆の右上肢にしびれが出るようになり、病院では頚椎症の再発と言われ、また薬と頚椎カラーを出された。それで様子を見ていたが、一向に良くならず、次第に悪化してきたため、行きつけの鍼灸接骨院で、2週間に1回は施術を受けていたが改善はみられなかった。
このままだとどんどん悪化して、また仕事を休まないと行けなくなると思い、別の治療院はないかと探していた。 そんな時、同僚の方が当院に来て、元気になって仕事している姿をみて、これだと思い紹介を受け当院に来院。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、右上肢にしびれがあったせいか予診票を書くのに時間がかかり、そのあたりを意識して検査を行い、以下の見立てをしました。
「全身の様子」
立位で左肩が下がり、神経の圧迫を避けるためか首がやや左に傾いており、骨盤のねじれも見られた。全身の筋肉に力が入っており、非常に体が突っ張った状態になっていた。
「首」
ストレートネックで筋肉の緊張は高く、以前に痛めた箇所を触ってみても、神経症状の再現はあまりなかった。 しかし首の伸展(首を後ろにそらす動作)と右後側屈(首を後ろに倒しながら、右に倒す動作)では神経症状の再現がはっきりあった。
「上肢」
右上腕に痛み・しびれがあり、首を上にそらす動作で症状が悪化し、仰向けで寝ることもできない。 他には右手を上にあげる動作、頬杖をつく動作も痛くてできない。
「背腰」
かなり筋肉の緊張が強く、腰痛の前弯(正常なら腰は前に彎曲している)も失われていた。
施術計画
痛み・しびれで仕事・生活に支障が出ており、症状も悪化傾向にあった。 そのため少しでも早く元気な生活がおくれるように、消炎鎮痛を最優先に行い、全身の歪みを調整し症状の改善を目指していく。
施術経過
1-4回目
「目的」
右上肢の痛み・しびれの緩和を最優先に行い、動ける範囲で歪みの調整を行う。
「結果」
1回の施術で楽になり、そこから次くるまでの間、久しぶりに仰向けで寝れてうれしかった。痛み・しびれが少し減ってきたが、首の伸展や右手をあげる動作はできなかった。
5-10回目
「目的」
引き続き、右上肢の痛み・しびれの緩和を最優先に行う。
「結果」
5回目から少し首の伸展ができるようになり、10回目にはすっかり上を向けるようになってきたが、右手を上げることができなかった。痛み・しびれはどんどん減少していった。
11-15回目
「目的」
右手をあげれるようにし、全身の歪みも調整していく
「結果」
12回目から右手があげれるようになり、動きもスムーズになってきた。15回目にはあと日常生活でしびれを感じるのは、頬杖をついた時ぐらいになった。
16-18回目
「目的」
かなり動けるようになってきたので、しっかり全身の歪みを調整し、さらに症状を軽減していく
「結果」
18回目には頬杖ついてもしびれ・痛みも気にならなくなり、仕事も元気にできるようになった。 現在も月2回の定期ケアで、健康を維持され元気に生活されている
院長の目線
この方は以前に、頚椎症で痛み・しびれが出て、頚椎カラーをして生活し、仕事を休まないといけなくなった。 今回そのつらい経験がまたおき、いい加減、違うことをしないとダメだと思い当院にいらした。
1回の施術で変化を感じて、その日から普通に寝れたことに感激し、そこからは非常にまじめに定期ケアを積み重ねられた。全身の筋肉がかたく、普段の生活で力が入るタイプだったので、色々なセルフケアをお伝えし、実践して頂いたのもさらに効果を高めてくれました。 順調に体は整っていき、それと同時に体で気になることはなくなっていきました。
この方は頚椎症の再発ということでしたが、私が施術していく中で頚椎より、胸郭出口症候群(首の前側部での神経圧迫)の方が気になり、そちらを重点的に施術していったら、痛み・しびれがどんどん変わっていきました。 やはり医師の言葉をうのみにするのではなく、自分で判断することが大切ですね。
あなたも頚椎症による痛み・しびれでお困りなら、是非、一度ご相談下さい。
全力でサポートさせて頂きます。
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