2017/07/31 (更新日:2022/12/07)
腰痛の原因
腰痛には大きく分けて3つの原因があります。
①脊椎関連の問題 整形外科的腰痛とも言われ、骨や筋肉などの異常があります。 背骨は多くの関節や筋肉などの集合体で支えており、この集合体の障害により、腰痛が発生してきます。 これは不良姿勢、運動不足、筋肉の疲労と緊張、過度な運動、筋力低下、骨の老化などが原因になります。 基本的には動作をすることにより、痛みが増加します。
②内臓の異常 腰痛を引き起こす主な内臓疾患は、胃、腎臓、大腸などの炎症性疾患、尿管結石、子宮内膜症、腹部や腰部の腫瘍などがあります。 内臓疾患に原因がある場合、血尿や腹痛などのその病気特有の症状が出て、しかも腰を動かさなくても痛みが持続します。 このような場合は、専門医の診察を受けることが大切です。
③精神の異常 うつ病、ストレスなど精神的な要素が原因でなります。 このタイプでは痛みの程度や痛む箇所などがよく移動し、痛みの訴えもよく変化します。 病院で診察や検査を行っても異常がなく、通常の治療ではなかなかよくなりません。 このタイプの患者さんは、1つの病院で満足することが少なく、いろいろな病院を渡り歩き、最終的に心療内科を受診されることが多くなります。
①の方でも腰痛が慢性化し、毎日の痛みから、いつよくなるのか不安になり、うつ状態になり、腰痛が悪化することも少なくありません。それほど、心因性の影響は強いと考えられています。
「①と②の大まかな見分け方」
動かすと痛い、体重をかけると痛い、特定の動作時に痛いが、安静にしているとおさまる場合は、①脊椎関連の異常を疑います。じっとしてて痛い、血尿や腹痛があるなどの場合は、②内臓の問題が疑われます。
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