お客様情報
名古屋市名東区在住 35歳 女性
ご職業:看護師
お悩みの症状:妊娠30週でドライブで長時間座っていてから腰痛が悪化して歩けなくなってしまった。
当院に来院された経緯
もともと腰痛もちで普段から注意して生活をしており、ストレッチをして身体をぼぐしたり、コルセットをして予防には心掛けており、今妊娠、約30週(3人目)ではあるが、仕事もしっかりとこなしていた。
週末に家族でドライブに出かけ、長時間車に座っていたあとから、急に腰痛になり、左足をつくと左腰に響いてまともに歩けなくなりました。
このままではまともに日常生活がおくれないので、何とか早く治して、仕事に育児に頑張りたいと思い、ネットで検索し、HPの説明が具体的で分かりやすかったという理由で来院された。
カウンセリングと検査後の見立て
初回時、しっかりとヒアリングをしてから確認の検査を行い、見立てをしました。
「全身の状態」
立位でみると右肩が下がり、痛い左腰をかばうようにたっていた。来院時からびっこをひいており、痛みのために左足をつくのにすごくためらいながら、ゆっくり歩いていた。
「腰・骨盤」
腰殿部の筋肉(脊柱起立筋、腰方形筋、大殿筋、中殿筋)の緊張は高く、左をかばっていたせいか、右側も少し張りが出てきている状態だった。
痛みのある部分を触っても特に痛くはなく、加重がかからないと痛みの再現はとくになかった。 触診で骨盤は左仙骨が後方に偏移しており、あきらかに仙骨が斜めになっているのが分かった。
また痛い箇所を動作をしながら確認していくと、左仙腸関節に限局していることが分かり、この偏移が大きな原因であることが推察できた。
上記の偏移や妊娠後期で骨盤周囲の靭帯が緩んでいること、痛みを特定できるワンフィンガーサインもあり、仙腸関節炎であることが疑われた。
施術計画
職場に1日でも早く復帰したいとの要望があったので、なるべく早く復帰できるように疼痛緩和を目指していく。
施術経過
1回目
「目的」
疼痛緩和をメインに早く動けるようにして、日常生活に戻れるようにしていく。
「結果」
妊婦ということもあり、伏臥位はできないので、座位、仰臥位、側臥位で対応することにした。左仙腸関節に圧がかからないと痛みはでないので、動ける範囲で操体法を行い、身体を歪みを戻していった。
特に左仙骨のずれが気になっていたので、そこに関してはしっかりと調整して、骨盤は整えておいた。最後に疼痛緩和、消炎鎮痛を目的に患部に鍼灸施術を行った。
2ー4回目
「目的」
引き続き、疼痛緩和を行い、元気に生活できる身体に戻していく
「結果」
2回目、初日と比べれば、良くはなっているがまだまだ痛みがあり、歩くのが辛い状態が続いていた。消炎鎮痛を優先させるべく、鍼灸施術をメインに調整を行った。
3回目、状態はさらに良くなっているが、鈍痛が残っていた。少し動けるようになっていたので、足首、股関節の操体法を追加して、歪みをしっかりと調整し、最後に鍼灸施術を行った。終わった感じではかなり動きやすくなっていた。
4回目、腰痛はほとんど気にならないレベルまで良化していた。より動けるようになったので、さらに操体法でしっかり身体を動かして歪みを戻して、鍼灸で骨盤周りを調整した。とりあえずの目的は達成し治療は完了した。
院長の感想
最初におみえになった時に、凄く痛そうに歩いていたのが凄く印象的で、左足を着くことを怖がり、恐る恐る歩いており、腰痛に耐えるために動きはすごく緩慢であった。
小さいお子さんが2人もおり、さらにお腹にいる状態で仕事もし、家事をしているような状況だったので、少しでも早く治してあげないといけない状況であった。
身体を触ってみると、妊娠により骨盤周りの靭帯が緩み、それにより仙骨がわずかにずれて痛みを発していたのはすぐに分かった。あとはそれを戻して、炎症を下げていけばいいだけだったので、1週間で改善することができて何よりであった。
妊婦ということもあり、刺激、体位など色々なことに細心の注意を払いながら施術を行い、無事に改善することができて何よりでした。
余談ですが、この後無事に出産されました。その後、もう子供は生まないからと産後の骨盤矯正で再度来院され、身体を再調整していきました。
産後は骨盤が緩んで歪みやすいので、しっかりと調整しておくことが大切です。
妊婦の腰痛でお困りなら、是非、一度ご相談下さい。
院情報
当院の腰痛の施術について
リオラ治療院
愛知県名古屋市名東区八前2丁目1819番地 光ハイツ1階
電話:052-739-6232
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